本当に大事なのはFEDの姿勢ではなくてインフレ自体

この記事を書かせて頂いたWillcanのTwitterは以下です。
専門は新興国です。
https://twitter.com/Willcan20?t=3mteiG3_HEoKaCn54lk7fA&s=09

FOMCはハト派であったにも関わらず、結局は米株は売られてしまった。
FEDがどんなにハト派になろうとも、結局はインフレがどうなるかだろうと言われているような気がしてならない。
結局FEDがハト派になろうとも、インフレが収まらなければ、ただ利上げを先延ばしにしているだけであるからである。
そういった意味で、今後は、FOMCよりも雇用統計よりもCPIが大事になるのかも知れない。

次回の米CPIは5月11日に4月の数字が発表予定である。
恐らくFEDは祈るような気持ちでCPIの数字を待っているだろう。
ものすごくポジティブに考えるのであれば、FEDもある程度の数字は事前に把握しているものと思われるので、5月11日に発表されるCPIの数字は比較的穏やかなのかも知れない。
もしそのような根拠に基づいて、先日のFOMCがハト派であったのだとすると、CPIの数字は上振れせず、米株は持ち直すという展開も期待できるのだろう。

しかし、残念ながら、米国以外のCPIは非常に強い。
仮に、世界に米国しか存在しないなら、米国のCPIは収まりますという説を流すことも可能だろう。
だが、世界のCPIが非常に強い中、米国のCPIだけは収まるというのは非常に説得力に欠けるように思う。
そのため、5月11日の米国のCPIが非常に弱い数字で出てくるという期待を抱くのは難しいと考えている。

良くも悪くも、ナスダック総合指数は、米30年実質金利に連動しているように見える。
FEDがハト派かどうかに関わらず、米国のインフレが収まる気配を見せない限りは、根本的に市場が持ち直すのは難しいのではないだろうか。

最後に、明日5月9日はロシアの戦勝記念日である。
ウクライナ情勢がネガティブにもポジティブにも動く可能性があり、また、ロシアのウクライナ侵攻がインフレを加速させている面もあるので、何か新しい展開が出てくるのか注目したい。
尚、ロシアの5月は日本のゴールデンウィーク並みの休日となっており、5月2日、3日、9日、10日が休日である。

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この記事を書いた人

米国株・ブロックチェーン/Web3投資家。
●米系証券会社でヘッジファンドトレーダーとしてキャリアをスタート
●株・仮想通貨・債券・為替・不動産を対象に投資運用
●米投資銀行にて企業買収(M&A)業務も経験
●外資系金融機関で約10年勤務
●海外生活合計約10年で現在も海外在住

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