この記事を書かせて頂いたWillcanのTwitterは以下です。
専門は新興国です。
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スイス中銀が50ベーシスの利上げに踏み切った。
そして、さらに衝撃的だったのは、通貨が売られれば介入すると述べたことである。
スイスと言えば、通貨高を極端に嫌ってきた国である。
この方向転換は特筆に値する。
インフレへの転換とともに、時代は、通貨高志向へと変わっていくのかも知れない。
日銀は黒田さんの胸の内次第だと考えていたので、本当の気持ちは分からないが、勝手に想像していた。
1、日本はあまりにも長いデフレを経験した。
例え痛みが伴ったとしても、ここで何としてもインフレ構造に転換しておきたい。
2、グローバルなインフレは想像以上の事態である。
これ以上の通貨安は国益を損なう。
日本のデフレのトラウマは相当なものだと考えていたが、実際に前者となった。
通貨高戦争になるかも知れない時代の中で、敢えて茨の道を選んだ黒田日銀の今後に期待したい。
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